問題行動(攻撃行動)について
2024.09.03
CATEGORY:いなだブログ
こんにちは!動物看護師の稲田です。
雨が多い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか??
今回は、犬の問題行動(攻撃行動)についてご紹介したいと思います。
[攻撃行動とは]
威嚇行動や危害を加える行動のことで、犬にとっては正常な行動でも、飼い主さんやその動物と関わる人達が問題と感じる行動のことも指します。
[攻撃行動の分類]
[攻撃行動の予防]
・避妊・去勢手術
・子犬期にパピークラスへの参加をはじめとした社会化
・しつけトレーニング
・身体的問題が原因となっている場合、その改善
脳内腫瘍・てんかん
関節炎(抱き上げた時の痛み)等
[攻撃行動の治療]
情報収集をする
①いつ
②どこで
③何が起きた(攻撃された側が何をした)時に
④何に(誰に)対して
⑤どの程度の攻撃行動をしたのか
を明確にする
⬇︎
攻撃行動を起こした時に、体罰や、大声で叱っていないか、飼い主さん側の行動を見直す。
⬇︎
弱い刺激から慣らしていき、攻撃行動を示さなければおやつをあげる
↪︎攻撃行動をしなければ良いことがある!と覚えてもらう
⬇︎ 効果がない場合は、、
薬物療法、サプリメント、フェロモン製剤などを使用する。
ひとまとめに「攻撃行動」とは言ってもそれぞれ個体差があります。
楽しく生活していくためにもお家のわんちゃんと飼い主さんで無理のない程度に対応していくことが大切です。